IE9ピン留め
V-22オスプレイの製作 1

ご無沙汰振りの更新です。

■まえがき
 前回の」エタンダール製作記が4月だからおよそ4ヶ月ぶりの更新ということになる。
 その間、仕事上では色々と完成させたものの、自身の作品はというとほぼ皆無。致し方ないことではある。もちろん作例や講座作品も楽しみつつ手がけてはいるのだが、好きなモデルが作れないというストレス解消、嬉し恥ずかしプライベートモデリング再開だ。
 手がけているのはイタレリ1/48V-22オスプレイ。まぁ昨今沖縄への配備で話題を集めている米軍の新型ティルトローター機だ。
 キット自体は10年ほども前に発売された製品だったと記憶している、イタレリお得意の試作機の速攻モデル化で発売されたもので、中身は試作型だ。
 押すプレイを選んだ理由は9月に新橋TPFで開催される『イタレリ・コンテスト』用にと考えたからだ。当初は1/72YB-49フライングウイングでと思っていたのいだが、キットを検分したところがあまりに手強そうなので、こりゃ無理だわと選んだのがオスプレイというワケだ。結論を先に言わせてもらえば、YB-49よりさらに手強いキットなんですけどね、いや本末転倒だ。  
 さてキット自体は発売当初に購入したモノを持っているのだが、これがどこに入っているのか行方不明で出てこない。探し出す気力も無く、結局知人のY氏に探してもらった中古キットを改めて購入、これまた在庫減らしに貢献しないというしょうもない状況だ。
■キット雑感
 はじめにも書いたがキットは試作型である。コンテストのお茶濁し作品と考えてこともあって当初はストレートに組んでらしく出来ればOKと考えていたのだが、実際のところは機首周りをはじめ、外観上目立つ部分の形状が量産型と違う。
 センサーカメラ関係、空中給油プローブ、下面確認用ウインドの形状、カーゴベイの窓数、キャノピーのフレーム形状、主翼上面に追加されたボーテックスジェネレーターの有無、さらには排気ノズル形状などなど… いや参ったね。
 というワケで考えを変更。出来ることはやる…とりあえずは現行型に極力近づけるべく、ディテールを追加することにした、結果的にコンテストにはどう考えても間に合わないというか、締め切りなどを設けずじっくりと作り込みたいと思っている。

↑とりあえず凸モールドを凹に彫り直し中。パネルラインもかなり違うのは致し方ない。当然ながら資料をチェックしながら修正しとります。またキットは要所要所でリベットも再現されているのだが、模型的に見た目うるさいので全て削り落としとります。しかし1・/48ということもあるのだが胴体長も35センチを超えており、かなりのボリューム。自宅の製作スペースでは、ちと辛いサイズ。

↑にしても何なのだろうクリアオレンジで成型されたキャノピーとは、以前購入したキットは普通のクリアパーツだったのだが・・・多分実機のコーティングキャノピーを再現したつもりなのだろう。しかしこのままでは使えない。
# by 1958meijin | 2011-08-23 14:28
エタンダール製作 その2

実は完成してました報告

さてエレール1/48シュペルエタンダールを総括すると…

オススメ度 ★★★☆☆

 エタンダールからシュペルエタンダールの改造は、さほど手のかかるモノではないし、機体に使用するエッチングパーツやレジンパーツ等も、まぁそれなりに使える。特にエッチングを使った胴体下面のエアブレーキは良い見せ場に。なってくれるのが一番のポイントかな。
 キットの古さは隠せないけれど、今回キットに新たに追加されたディテールアップを使うことで、ヌルい部分を引き締めることができる。
  ただしレジン製のGBU-49スマート爆弾、これがいただけない。安物の3Dプロッターで製作したようなシロモノでディテールが荒くまた爆弾の翼部分などが整形不良でほとんど使い物にならない。

 結局アフガン仕様でなく、通常のフランス海軍仕様とし、当然ながらエクゾゼミサイルを搭載した。エタンダールにはエクゾゼがよく似合うのである。しかし機体がコンパクトなこともあるが、、本キットを制作したことでエクゾゼミサイルが実はかなりでかいミサイルであることを知った、というかエタンダールがコンパクトなんだな。 

■塗装はイメージで…
塗装はエアブラシフリーハンド、カラーに関しては主観入りまくり、実機写真などを参考にMrカラーでかなり青みを強調して感じに仕上げた。個人的にはエタンダールはこんな色~てな感じである。
かなりアバウトではあるけれど、仕上がりはけっこう気に入っている。

 最後にディテールアップパーツを組み込んだシートを取り付けたらキャノピーが閉じれないことが発覚。まぁ開けた状態で製作したのでなんの問題もなし。いやカッコ良いですシュペル・エタンダール!







# by 1958meijin | 2011-04-30 01:33
我流で作るエレール1/48シュペル・エタンダール

■古いキットもまた楽し! 
昨日、ラッキーベイフォートのプチバーゲンで、エレール1/48シュペルエタンダール・アフガニスタンVerを勢いで購入した。エタンダールⅣのキットは2機所有しているというに…また在庫を増やしてしまった~
 しかしだ!エタンダールは好きな機体ということあって、今回久しぶりに自宅モデリングで製作することにした。うーん前向きだね。
 購入したキットは、エッチングとレジンツ製のディテールアップパーツとスマート爆弾などが追加されたアフガニスタンバージョン。パーツの差し替えでシュペル(フランス語でスーパーのこと)エタンダールに改修できるというもの。
 キット自体は30年選手モノだが、プロポーションは悪くないと言われている、とはいうものの今の目で見ると手を入れなきゃいかない部分のテンコ盛りである。
 組んでいくと、パーツの隙間や段差、はたまた事後変形やパーツ表面のうねり等等、ともかく全てのパーツがダル。ジェット戦闘機らしくシャープに仕上げようと思うとかなり手がかかる。それだけに作り甲斐があるキットともいえるワケですが… 考えてみれば70年代当時は、これが当たり前。キットのプロポーションとかは悪くないんだし。昨今のプラモデルと比べること自体がナンセンスなのだ。

 キットは追加されたディテールアップパーツの取り付けることでアフガン仕様にアップデートすることができる。しかし切る削るといった加工作業がかなり必要で、国産キットのように切断ガイド線などは入っていないこともあって組み付けにはそれなりにスキルが要求される。
 刷新されたインストに射出座席やコクピットの写真が資料用として掲載されているのだが、モノクロというところがご愛嬌といったところ。

■さて本キットに追加されているパーツは以下のとおり
■レジンパーツ
コクピットフロア
サイドパネル
計器板
操縦桿
シート背面部分
計器板カバー
水平尾翼
垂直尾翼用パーツ×2
さらにGBU-49スマート爆弾×2
偵察ボット
チャフディスペンサー

■エッチング
主翼及び胴体のエアブレーキ
キャノピー内枠
水平尾翼付け根の補強板
キャノピーの内枠
爆弾及びドロップタンクのフィン
※因みにレジンパーツは、あまり質か良くなくピンホールや歪みの修正が必要。


■まずはコクピット製作
コクピットだが、レジン製のコクピットコンソールには何故か床がない、それとシート後部のバルクヘッドパーツがまるで合わないので、ここは0.5ミリプラ板で床板と合わせて自作。

 計器板、操縦桿、さらにはサイドパネル等がなぜか機体完成後に取り付ける指示されているのだが、この時点でコクピットフロアに組んでしまった方が良い事は言うまでもない。
 エジェクトシートはレジンパーツを追加するのだが、それでもディテールがしょぼいのでベルトをはじめ追加工作は必要だ。それから計器板のデカールなんてモノは入っていないので、全て塗装で仕上げている。まぁつや消し黒ベースで計器板なんかはドライブラシで仕上げて、赤とか黄色などでスイッチの一部をそれらしく塗装して仕上げている。


■機体の組み立て…イケイケ力技モデリング
機体は怒涛の上下分割。、パーツが歪んでいることもあってカッチリ合うわワケもない。接着の際に左右一体の主翼下面とエンジンのジェットダクトを同時の組み込むようになっている。
 ここは後々の作業効率を考えて、主翼は差込部分を中央でカット後から取り付け可能に変更した。
 また今回インテイク後方上部の補助空気取り入れ口を開口、カバーをプラ板で自作している。のっぺりした機体なので、補助空気取り入れ口の開口が良いアクセントになるのだ。しかし胴体の肉厚が1ミリ以上もあるため開口部分の縁を薄く加工する必要がある。
 胴体の接着は前後4箇所のみ瞬間ピンポイントで位置を決めて接着、その間を流し込み接着剤で固定していく。こうすると歪んだパーツでも接着後のズレが出ない。
 胴体接着後インテークリップの取り付けと同時にインテークベーン組み込むように指示されているが、インテークリップの合いが悪く整形が必要のため、ベーンを一度切り離してインテークリップを接着、成型後に取り付けられるようにした。ジエットノズルも同様に後から差し込めるよう胴体側を加工している。


■翼の製作…薄いんだこれが。
 上下合わせの胴体、また主翼にしても十分な擦り合せが必要だ。特に主翼は胴体との付け根部分に段差と隙間が生じるため、ポリパテで整形、スムーズなラインで繋がるように丁重サンディングで整形している。
 主翼端は折たんだ状態と展開した状態を選ぶことができる。今回は展開状態で製作。しかしこれが薄くて接着のベロもないため0.3ミリのしんちゅう線を埋め込んで強度を確保。
 また悲しいかなジェットノズル外側の機体外板が一部欠損していたのでプラ板でパッチを当てて修正、しかしプラ素材が柔らかくパネルラインの彫り直しなどには要注意。


 主翼と胴体を組み上げ、サフを吹いて微妙に波打っているパーツ表面を均一に磨ぎ出していく。
 ここまでの製作にかかった時間はおおむね2日といったところ。まぁ締め切りがあるわけではないので、いろいろ楽しみつつ次回に続く。


 
# by 1958meijin | 2011-03-29 20:15
2011年モデリング近況

無沙汰であります。 

 さて半年以上も更新をサボっていたワケですが… 昨年はワンフェス以降、なにやらTPF業務が忙しく、ご存知の通り、夏以降は本『プラモは作ってナンボです!』の執筆、編集に追われ、はたまたプライベートでは父親が他界するなど、ともかく落ち着きのない日々の連続。
 それを言い訳にするつもりは毛頭ないが、プライベート作品の完成が皆無であったとういうこと。これはモデラーとして大問題ではないかと。
 強いて言うならばドンナモンダイ年越しモデリングで製作した1/48フェアリーバトルが唯一のプライベート作品。 仕事では20作を超える作品を製作しているが心境は複雑だ。

 『作ってナンボ』の校了と重なるタイミングでイカロス出版の艦船カタログの作例として1/350長門(レイテ沖海戦仕様)の製作、これは時間がなく正直かなりきつかった。でもってインターバルなしで同じくイカロスの飛行機カタログ用にタミヤ1/48零戦52型(旧モデル)と同じく零戦32型を製作した。

 年が明けて2011年も忙しさは変らず。ありがたいことではあるが当然ながらプライベートモデリンが思うようにできない。
 早いもので2011年も2月下旬。光陰矢のごとしを身をもって実感、あと何年模型製作ができるのであろうかなどとも考えてしまう今日この頃だ。
 さてそんな2011年だが、ここ半年で製作、完成させたモデルをざっくりと振り返ってみる。
 
昨年モデルアート社からモデリングハウツー本の『プラモは作ってナンボです!』の編集、執筆を
させてもらったのだが、その中でハセガワ1/48F-14トムキャットをおおむね36時間で製作、まぁそういう趣旨での製作だったので面白くはあった。

2010~2011DONNAMONDAIモデリングでは、造形村の1/32震電を製作。このキットに関しては色々言いたいことがある。ワンフェス会場で展示もさせてもらったのだが、かなり注目を集めていたのも事実ではある。

1月には相模原タムタムでのイベントで、ハセガワ(中身はRevell)1/48タイフーン(アイマス仕様)を製作、これはデカールを貼り込んでいる途中でのタイムアウトなので厳密には完成とは言えないが。

3月末のモデルアート本誌に掲載される作例としてハセガワ1/200スペースシャトル&ハッブル宇宙望遠鏡を製作。材質再現でいろいと手を入れてこれはこれで面白かった。

そして今年のワンフェス春ではトランペッター1/32EF-18Gグロウラーを製作。これもまたウエポン類が完成に至っていないが…。しかし作ってみると前回のF-14と比べキットは進歩しているのがよくわかる。細かく見ていくと確かになんちゃってグロウラー的な部分はあるが、そこはそれどう楽しむか、作り手の意識の問題であろう。個人的にはF-18系の機体は好きではないが、サイズがサイズなのでワンフェスでもかなり注目は集めていた。

もっとも新しいところでは3月に発売予定のタミヤ1/24レクサスFLAを製作した。Uストリーム番組上で9時間マラソンモデリングで製作、結局時間内での完成には至らずプラス7時間の16時間で何とか完成にこぎつけた。配信された中継は現在3部作で視聴は出来る。
http://www.ustream.tv/channel/tamiya-live
平日での中継でありながら、600人を超える視聴があlったことに驚かされた。

 TPF(タミヤプラモデルファクトリー横浜店)講座では、タミヤ1/20ロータス79、同じく1/24フェラーリF-40が年越しで完成。
 また同じく講座で、昨年話題を集めたピーター・ジャクソン監督が興した新進気鋭の模型ブランド『ウィングナッツ・ウイングス』の1/32ブリストルF.2bを製作。これも先日8回目の講座にて無事完成。これは大変に良いキットだということを改めて実感。是非にプライベートでも、じっくりと手をかけて作ってみたいところではある。
 また製作委託を受けていたアオシマのSUZUKI GSX-400インパルスこれがひどいキットで、組み上げるのもままならないシロモノ。しかし悪戦苦闘しつつも、なんとか完成させた。

 とまあ、こんな感じなのだが、これ以外にも講座や委託製作作品が同時進行中だし、ちょっとだけ手をつけて放置状態のキットがいくつかある。しかしやはり自身のモデリングとなると震電だけという体たらくではある。

 何にしてもブログが昨年の1/32F-14から停滞しているのはよろしくない。とりあえずしばらくは、ここで記したモデルについてつらつらと解説していこうと思っている。
 まぁまたいつ停滞してしまうかは判らんけど。
 





# by 1958meijin | 2011-02-21 15:55 | 長谷川迷人
トランペッターF-14Dスーパートムキャット製作 

さて、現在かかりきりでトランペ1/32F‐14Dスーパートムキャットの製作を進めています。

 本キットは、あいも変わらず元気なトランペッターがリリースしたもの。
聞くところでは、人気も高く2万円という価格にも関わらず売れているとのこと。

 1/32のF-14と言うとタミヤ製がありますが(Revell製は論外)、約30年前のキットということもあって、改修はされているとはいえ流石に古さは隠せないといったところなんでしょう。
 それだけに勢いのあるトランペのキットは注目されていたのではありますが、
今回MA誌がらみの仕事で製作と相成った次第。

 キットの第一印象を言わせてもらえば、やたらデカイわ、パーツは箱みっちりに詰まっているわ、ついでに手元に来たキットはデカールは欠品してるわと、インパクトありまくり。
 
 そんなトムキャットですが、かれこれ3週間じわじわと製作を進めております。完成時のサイズという点では以前に組んだSu‐27のが上、しかし存在感あるいは模型的密度とでも言いましょうか、はたまた完成時のボリュームという点ではこのトムキャットの方が上といったところです。
Su-27は、存在感はあるけれど、悪く言えばドンガラモデル。その点トムキャットはワンステップ上の素材感があります。

 さて、製作ですが昨日の時点で、機体の基本組み立てが完了。
良く出来たコクピットはデカールが欠品のため計器板を含めて全て塗装で処理、いやリアシートのコンソールを覆っていたキャンバス部分はパーツのディテールが甘いので、テイッシュを薄めた木工ボンドで貼り付けて雰囲気優先でディテールを再現。
 組んでみて分かったのですがサイズは大きいものの、基本構成はハセガワの1/48とよく似た感じ
。まぁF-14は機体形状が独特ということもあって、パーツ構成や組み立ても似たものになるのだなと納得しています。
 しかし、このキット、エンジン周りとインテーク周りの組み立て精度がダメで、組み立ては大変。個々のパーツのサイズが大きいゆえに事後変形してる感じで、隙間やら段差が出来まくりです。またパーツが薄く強度的にも不安ありといったところ。

 結果的に、これが後になって意外なトラブルを呼んでくれました。  
 一昨日、修正で消えたパネルラインの修正中、機首が接着面から“もきっ”てな感じで折れてくれたワケです。
確かに機首と胴体の接着面は、強度がないんじゃないかなーとは思っていたんですけどね、補強工作をスルーしたのがいけないんですけどね、修理と補強には半日を要しました。

 そして本キットはエンジンが再現されているのですが、補器類なんかも良く出来ているのですが、完成後エンジンは外せないので、組み込んでしまうとまったく見えない、故にチマチマと塗装しても意味がないんですな。

 組みあがった機体は、どうしてなかなか良い感じ、やや機首が太いような気もしますが、言われているほどにプロポーションも悪くないです。

 で、昨日なんとか下地塗装までこぎつけた次第。サフは缶タイプをまるまる一本、下地はTT社の缶スプレー・リノリウム甲板色を2本使いきり。いやはやコストパフォーマンス悪いキットではあります。

でもって黒でパネルラインの影色を描いた時点まで何とかこぎつけた次第。
  本日入れて残り7日、明日からは本塗装を進めつつ、ボールペンになりそうなサイズのフェニックスやらなやらウエポン類や小物類の製作を進めていきたいと思うワケです。

コクピットは塗装のみで仕上げ。写真ではまだスイッチ類に入りを入れていない。個人的にコクピットのコントラストは暗めが好みなので、かなり暗いグレーで塗装している。

機首にコクピットを組み込んだ状態。

脚なども細部まで良く出来てます。内部に金属シャフトが入り強度を確保。タイヤはゴム製パーツで再現されている。

ピトー管は流石にダルなので、F-16の金属製ディテールアップパーツを改造して装着。

# by 1958meijin | 2010-07-17 02:14
ハセガワ1/32 Ju-87Gカノーネンフォーゲル
ご無沙汰です。

さて、久しぶりの新作でございます。
ハセガワ1/32 Ju-87Gカノーネンフォーゲル


 何気にハセガワ1/32 Ju-87Gカノーネンフォーゲルを作ってみました。タンクキラーのスーパーエース、ハンス・ウルリッヒ・ルーデルの乗機ですな。
 半分仕事、半分プライベート、なんかよく分からんそんな作品なのですが、やっぱりレシプロ機は良いですなぁ。

 さてJu-87Gは、Ju-87D型から発展した対戦車用攻撃機のG型、グスタフのタンクキラーと呼ばれていた機体で、ソ連戦車を相手にするために主翼下に37ミリFlaK18機関砲のガンパックを2門装備しているのが大きな特徴です。
 このFlaK18機関砲の装備を提案したのはJu-87のスーパーエース、ハンス・ウルリッヒ・ルーデルその人。ちなみにルーデルのスツーカでの戦車撃破数は519両。対戦車の神様、ソ連からは悪魔と呼ばれたエースパイロットではあります。
 2門の37mm機関砲は主翼の下にガンポッドとして搭載、1門12発、合計24発のタングステンの徹甲弾を発射できます。この弾丸はT-34の装甲を貫通できる破壊力を持っていたそうです。
 まぁ馬鹿でかい機関砲を搭載していたこともあって、愛称が「大砲鳥」ドイツ語で(カノーネンフォーゲル)と呼ばれていたワケですね。
 大戦中期にはすでに時代遅れとなっていたスツーカですが、ルーデルを筆頭とするスツーカ・エースの活躍で対ソ連戦車戦で大きな成果を挙げているのであります。
 もっとも無理に搭載した37mm砲による重量過多により、機体の運動性は悪くルーデルをして「操縦が恐ろしく難しい機体」だったらしいですが。

 さてキットはハセガワの1/32シリーズですが、確か1/48方が先にリリースされその後に出たモデル。中身は昨今の1/32レシプロ機スタンダードというか、パーツ数も抑えられたシンプル・イズ・べストな構成です。
 てなワケで組み立て自体はサクサクと進みます。製作中に気になった点を挙げるとすれば、G型の特徴でもある延長された主翼翼端パーツの段差。機首下面のラジエイターの合いの悪さといったところでしょう。
 製作はほぼストレート、ただしキットは凹ラインで再現された機体全体のパネルライン…リベットが全然目立たず、スツーからしくないので、ニードルを使い全てのリベットを凸に打ち直ししています。スツーカは無骨な機体なので、リベットのディテールアップは必須だと思います。
 コクピットはシートベルトを追加。当初エッチングでとも考えたが、布ヤスリを細くカットしてベルトを自作(使うのは裏側)。バックル部分は洋白線を曲げて再現しています。布目がいい感じでリアルな仕上がりになるんですが、キャノピーを組み付けたら案の定、全然目立ちません。

 今回、苦戦したのがデカール。やたらに割れまくってくれました。結局、主翼上面のバルカンクロイツ、胴体と主翼の黄帯は塗装となりました。そして今回不精を決め込んだのがキャノピー枠の塗装。スツーカは、フレームがキャノピーの内側と外側に混在しているんですね。内側のフレームはデカールを内貼りすることで再現するんですが、ついうっかり全部外側から塗装してしまいました。
 そのうち気が向いたら直すかもしれないです。
 塗装はレッドブランを基底色としてMrカラーをストレートで使用。塗装後、毎度お馴染みGマーカーでのスミ入れ&ウエザリング。ガンポットはエナメルでウオッシング、最後にちょいとキツめにチッピングやら排気の汚れを入れてます。スツーカはウエザリングがよく似合う機体だと思います。
 てなわけで、ほとんどストレートですが、そこそこいい感じに仕上がったかなと思います。
 



# by 1958meijin | 2010-06-28 23:43 | 長谷川迷人
ご無沙汰ではありますが・・・


久々の更新です。

以前お知らせしたように、模型クラブを立ち上げてメンバーズブログを立ち上げたこともあり、こちらの更新が疎かになってしまいました…。

 近況はと、合いも変わらずといったところではあるのですが、公私ともども落ち着きがない感じです。こればかりは致し方ないんですけどね、なんか疲れてばかりです。

 5月の静岡ホビーショーでは、今回もモデルアートブースで製作の実演をやりました。
今回はハセガワ1/48 F-16D 1/48ブロック52アドバンスド)ファイティングファルコンをゼロからスタート、2日間で完成させるという…まぁ、以前IDF仕様と、今回に先駆けてカナダ空軍仕様を製作しているので手順は分かっているんで、2日間でも出来なかぁないかなといった感じだったんですけどね。結局塗装まで終わらせて、ポーランド空軍のデカールを貼りこんでいる途中でタイムアウトとなりました。

 後はというと巷で、話題になっているT社とH社のロータス対決ですかね~。昨今ブーム気味のF-1のニューモデルということもあって、TPFでも人気はあります。講座の申し込み来ていますしね…。因みに小生も現在T社のモデルは製作中ではあります。キットに関しての詳細はメンバーズブログでいろいろ書いているので、ここではやめときましょう

 にしても、ホビーショーでは飛行機モデルの低迷に危機感を感じてしまいましたね。特に国内大手メーカーは完全に海外メーカーに圧されまくっているといった感じでしょうか… 頑張って欲しいもんです。


 


# by 1958meijin | 2010-05-31 12:00
アストンマーティンDBS製作 その1
この週末、TPFの講座がなかったこともあって、この5月にタミヤから発売(なんか発売延期になったらしいが)のアストン。マーティンDBSを組んでみた。

 このところロータース79の発売決定で、思い切り影が薄くなってしまったDBSではあるが、国内では、はっきり言ってマイナーじゃないんですかねぇ。

 まぁ、とはいいながらも映画007に登場しておりますし、国内でSUPER GTのGT300クラスに参戦していんですねえ、前者ではミサイルやら射出座席といったお馴染みの装備があるわけでもないので印象は薄いです。後者はGT300に出ているのは良しとしても、あまりにも酷いスポンサーロゴのデザインということもあってアストンのイメージが…といった感じですな。

 さて肝心のキットではありますが、一言で言えばタミヤスタンダード。良くも悪くもタミヤのカーモデルであります。
 ボディのプロポーションなどは個人的には文句なし。DBSのグラマラスなイメージがよく再現されていると思う。
 ボンネットは開閉可能でエンジンも再現されている…もっともGT-Rと同じく上側のみの再現だ。 足回りはトランスアクスル方式のミッションなど最低限のパーツ構成ながら雰囲気は良い感じに仕上がるのは流石タミヤといったところ。
 ともかく組みやすさ重視で、ボディ塗装を含めて写真の状態まで半日で完成できました。
 キットのイメージカラーはガンメタ。まぁ実車も確かにそうなのだ、個人的に英国車はやっぱりブリティシュグリーンという古い世代の人間なので、今回はオリジナルカラーで仕上げてみた。
 とは言うもののソリッドのブリティッシュグリーンでは芸がないので、ミリタリー系のカラーにシルバーを混色してカラーを自作。イメージとしてはやや褪めた感じのメタリックグリーンといった感じ。このカラーは、英国で出版されているアストン本の掲載されていたDBのカラーを参考にしたものなんですけどね(本を貸してくれたⅠさん感謝)。 クリアはフィニッシャーズのGP2ウレタンクリアの吹きっぱなしでピカピカに仕上げております。

 キットはテストショットということで、ホイールやフロントグリルなどにメッキが施されていなかった。しょうがないので塗装で再現、がしかしMr.カラーのメッキシルバーはすでに手持ちがない。
そこで今回アルティメット・クロームというアルコール系の塗料を使用してみた。
 これがなかなかに良い感じで、メッキシルバーよりもよりクロームな感じに仕上がってくれる(これで値段が安ければ文句ないんですけどね)。
 インテリアはジャーマングレー一色ということもあって、あまり面白くない。でも塗装は楽。内装はミッションがマニュアルとATを選択することができる。
 ここまで完成すれば、完成は時間の問題と思ったら、エッチングパーツとデカールが、ウインド用のマスクシールが届いていないので、現在どうするか考え中。

タミヤのTさん、よろしく願いしますよ~。






↑このカラーリングじゃ作る気になりませんって・・・
# by 1958meijin | 2010-04-26 15:40 | 長谷川迷人
FCMAメンバー各位

遅蒔きながらFCMAのメンバー専用のブログ(アメブロ)を立ち上げました。

ただしメンバー限定に設定している関係で、そのままでは閲覧できません。閲覧にはアメブロの登録が必要です。
メンバーであれば閲覧・書き込みOK)となっております。

http://ameblo.jp/fcma-members/にアクセスして頂くと
FCMAメンバーズ通信のトップページに入れます。

登録後アクセスして頂き、当方で承認した方のみがブログにアクセス及び、書き込みができるようになっております。

お手数ではありますがよろしくお願いいたします。

小生のメールアドレスに一報いただければ、こちらかアメブロへの招待メールを返しますので、そちらからでも登録可能です

 当面はこの『FCMAメンバーズ通信』ブログを会報としていくつもりです。

なんてこと書くといかにも偉そうな感じではありますが、内容としては、マスター発の模型関係の情報発信、はたまたメンバー諸氏の作品の紹介、メンバー間の相互連等などに活用したいと考えております。

以上よろしくお願い致します




# by 1958meijin | 2010-04-20 01:28
FCMA設立します
                       関係各位
 
   FCMA設立のお知らせとメンバー募集のお知らせ
FLYING CAT MODELING ASSOCIATION

 FCMAが何かといえば、タミヤプラモデルファクトリートレッサ横浜店を拠点とするプラモデルクラブでありまして、以前から気の合う人たちとプラモデルクラブを作りたいなと考えておりまして、非常に忙しい今、何考えてんだ?と言われようとも立ち上げてしまうのであります。

ちなみに、何ゆえ会の名称が“空飛ぶネコ”なのかと言うとネコが好きだから…
いやまぁ、以前M-CATSなんてぇ模型誌も作っていたもんで、その流れと言うことで…
あまり、深い意味はないです。

■基本方針及び会規則のようなもの

1:大いにプラモを楽しむべし
2:ジャンルなんてモノはない。プラモデルならそれでよし
3:作った人がエライ人
4:上手い下手じゃないです。プラモは思い入れで作る
5:自己流が個性となる
6:スキルなんてモンは後からついてくる
7:人には優しく、自分には生ぬるく…だって趣味だから
8:ストレート組みは勝利
9:ディテールアップもまた勝利
10:都合がつくのであれば定例会に参加すること。
11:名前だけ所属の幽霊会員は認めない。
12:最低でも年間4作品程度は完成品を披露できること(これ重要)。

とまぁ…ぐだぐだとなにやら書きましたが、要するに難しいことは言わずともかく模型を楽しめるクラブ(社交場?)としてやっていきたいと思っているワケです。

 なお、このクラブは営利を目的としていないので、いまのところ年会費等の徴収などは考えておりません。ただし例会会場としてTPFを利用してもらうことになるため、アトリエ利用料が発生すると思います。
 その場合、会員各員の個人負担が発生してもらうということになるのですが、クラブとして貸切の場合など、アトリエ利用料の割引をしてもらうことなんて事は、密かに考えてます。
 はたまた、模型クラブでよく見る『会報』なんぞを発行するとしたら、まぁ年会費1000円ぐらいは徴収しようかな何てことも考えてますが、当面はウエブ上でのメンバーのみ閲覧可能なブログ会報でやっていこうかなと、ならば印刷代もかからんし~と思ってます。
 会報に関しては、今後メンバー諸氏に相談しててところです。ある意味、紙媒体としての記録は残したいのも事実ですし。

あと、例会と称しての『飲み会』は割りカンということで…

入会の是非は、会長の気まぐれと権限で決まるものとします。
ただし入会年齢の下限は15歳以上、未成年の場合は保護者の承認を必要とします。

■当面の目標のようなもの

やはりクラブとしての展示会ですかね。
展示会場はTPFのアトリエを考えていますが、まぁその他の場でもお披露目したいところではありまして、展示会への参加って製作の励み&目標になるんで、ここは是非に頑張りたいところです。


■今後の予定のようなもの

4月:ちと、急ですがTPFで、現状入会の名乗りを挙げてくれている方たちと、立ち上げ記念の飲み会…もとい初例会を開けたらいいかなと…

5月:静岡ホビーショーもあるので、とりあえずは目指せ静岡!

6月:『エリア88コンペ』』
プラモデル会議からの盛り上がりネタではあるのですが…
エリア88に登場する航空機及びメカを作るで例会を開きたいかなと
風間真の愛機はもちろん、ワンカットしか登場していない機体、さらには地上空母まで何でもOK!

7月:『デカイ飛行機はエライ!』
まー、1/32とか、1/24とか何やら、置き場所に困るようなデカイスケールのキットどうよ?ってなテーマです。
ちなみに小生はイタレリの1/48 C-130がいいかなと…

というわけでなのですが、まだまだ詳細も煮詰まっていません。
細かいことは決まり次第、お知らせしていくつもりです、

以上


 
# by 1958meijin | 2010-04-09 00:25
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長谷川迷人

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